いつの時代も変わらず良い暮らしの道具として

世界から愛され続ける、名作の椅子。

 

Nychair X(ニーチェアエックス)は、

1970年に日本人デザイナー新居 猛(にい・たけし)により作られました。

 

住環境など日本的な成り立ちを背景とし、

置く場所を選ばないシンプルで美しく機能的であるデザインで、

ライフスタイルが刻々と変化する現在においてもなお、人々の暮らしに寄り添っています。

 

これまで世界各国で50年間販売されている椅子で、

「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役立ってこそ椅子」

という新居 猛の信念のもと、一貫して国内での生産を続けています。

「いつの時代も変わらず愛され続ける、良い暮らしの道具」として

日本製ならではの品質とくつろぎは、

今もなお、世界で評価され、愛用され続けている名作です。

Nychair Xの歴史

1970年 ニーチェアエックス発売。 日本インテリアデザイナー協会賞受賞。

1982年 全国発明表彰特別賞 (日本商工会議所会頭賞)受賞。

1986年 グッドデザイン賞 (公益財団法人日本デザイン振興会主催)受賞。

1997年 ロングライフ・デザイン賞 (公益財団法人日本デザイン振興会主催)受賞。

畳一畳のスペースで、身体を支えて包み込む

 

畳約一畳分のスペースに置くことができるニーチェアエックス。

必要以上に場所を取らないデザインがくつろぎの空間を生み出してくれます。

 

人間工学や住環境を考慮し計算されたシートや肘掛の高さで、

背もたれの角度や生地の特性など、全てが相まって包み込まれるような座り心地が叶います。

ニーチェアエックスは、重さ約6.5kgと軽量で女性でも軽々と持ち運べます。

さらに、厚みが約15cmまで折りたたむことができ隙間に収納することも可能です。

ニーチェアエックスのものづくり

背もたれと座面が一体になったシート、パイプフレーム、肘かけなど、

シンプルに構成されたニーチェアエックスはそれゆえに高いものづくりの技術が求められます。

 

日本で特別に織り上げた丈夫な生地で、職人の手により丁寧に縫製された着脱可能なシートは、

全身の体重と椅子の構造を無理なく支えています。

生地縫製

パイプフレーム加工組立

肘掛け加工


パイプの曲げ加工や肘掛などの工程も、

「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役立ってこそ椅子」

という新居 猛の信念を受け継ぎ、 一貫して国内での生産を続けています。

デザイナー :新居 猛(1920 ‒ 2007)

「座り心地を落とさず、とにかく安く、

道具のように役に立ってこそ椅子」

 

ニーチェアエックスの生みの親のひとりである、

デザイナー新居 猛は、

徳島県の剣道具製造会社の三代目として誕生しました。

「座り心地を落とさず、とにかく安く、道具のように役に立ってこそ椅子」

という信念のもと、

「多くの人から愛されるカレーライスのような椅子づくり」

を目指しました。

監修 / 武蔵野美術大学名誉教授:島崎 信

「NychairX(ニーチェアエックス)は、

良い椅子の条件を すべて兼ね備えた椅子」

 

Nychairの名付け親であり、監修もおこなった島崎信氏は

「よい椅子の条件として、

1.座りやすいこと。2.丈夫なこと。3.軽いこと。

4.価格が妥当なこと。5.フォルムが美しいこと。

さらに、折りたたんだときの美しさや安定感があること。

ニーチェアエックスは

この6つの条件をすべて兼ね備えた椅子」と評価します。


ニーチェアエックスを代表するエックス。

折りたたんでも自立し、ゆったりくつろげる安定した形状。


ナチュラル/キャメル

NY-125




椅子から立ち上がりやすいロッキングタイプ。

伸びをしたり体重をかけることでゆったりと揺れ動き、安心感につつまれます。




ニーチェアエックスやロッキングと組み合わせることで、

よりリラックスした状態でくつろげるオットマン。スツールとしても優秀です。





交換用シート

ブルー

ホワイト

レンガ

キャメル

グレー