秋田木工といえば、一言でいうと「日本唯一の曲木家具メーカー」です。
秋田県湯沢市に本社及び工場があります。
1910年の創業以来、日本で唯一「曲木」と呼ばれる技術を専門として100年以上の歴史を築いてきた、
日本では唯一の曲木家具専門ブランドです。
熟練の職人が生み出す不朽のスタイルで、まっすぐに立っていた木からつくられたとは思えない美しい曲線が商品の特徴です。
熟練の職人がつくる秋田木工の曲木家具は、
木の特性を熟知した職人だからできるの技術は、日本のどこにも真似できません。
何と、熟練の職人達は、無垢材を三次元に曲げで家具をつくる。
曲木とは、1840年頃にドイツ人デザイナーのミヒャエル・トーネット/Michael・Thonet(1796年~1871年)によって発明された、無垢の木材を高温で蒸して鉄型にはめる、曲げる技術のことをいいます。
1910年(明治43年) 沓沢熊野助が秋田県湯沢駅前に「秋田曲木製作所」を設立。
1911年(明治44年)秋田県雄勝郡湯沢町字清水尻(現:湯沢市表町)に秋田木工株式会社が設立。
1958年(昭和33年)202号スタッキングスツールが「アパート生活展」へ出品。
1964年(昭和33年)剣持勇デザインの肘掛椅子(No207)がグッドデザインに選定。
1966年(昭和41年)福田友美デザインのダイニングチェア(No503)がグッドデザイン受賞。
1977年(昭和52年)柳宗理デザインの曲木鏡(No402、404)がグッドデザインに選定。
1987年(昭和62年)本社・工場が湯沢市関口(現在地)へ移転。
1991年(平成3年)剣持勇デザインのモダンチェア(No2801)がグッドデザインに選定。
2006年(平成18年)(株)大塚家具の子会社となる。
2013年(平成25年)スタッキングスツール(No202)がグッドデザイン「ロングライフデザイン賞」に選定。
秋田木工の信念は、「木が木で立っていた時よりも美しく。。。」です。
曲木家具をつくる工房は日本にも数社ありますが、無垢材をひねりあげる立体的な曲木を専門とするのは秋田木工以外どこにもありません。
これは、秋田木工のこだわりあり100年以上続く熟練の職人から若い職人へ繋ぐ技術力です。
「時を紡いでいく色褪せない『本物』を届け続けたい」と、秋田木工の職人さんは毎日毎日丁寧につくり続けています。
弊社は長年、秋田木工のヴィンテージ家具を取り扱いさせていただいておりますが、
私達は「50年以上使ってもまだまだ大丈夫。安心してお使いいただける。」と、実感しております。自信をもってお勧めできる日本の家具ブランドメーカーです。
秋田木工の高い技術力は、世界的に有名なデザイナーの柳宗理や剣持勇など日本の巨匠たちによる、名作とも呼べる数々の作品を、共につくり上げています。
伝統を大切にしながら、現代の生活にあったデザインへ。曲木の技術を継承し、進化を続ける職人の熱い想いが秋田木工の強みでこだわりでしょう。
秋田木工の椅子は、曲線である人間の身体になじむ椅子で、スタイルも座り心地も良く世代を超えて愛されています。
引用:秋田木工オフィシャルサイト
良質なブナ材やナラ材を使ったウォールナット色の秋田木工の椅子やテーブル。
長年生活している住まいはもちろんですが、新築の住まいでもいつものライフスタイルに溶け込んでくれるでしょう。